レジリエンスを高める効果には、次のようなものがあります。

  • 集中力、活力を高くして、パフォーマンスを高めて、働くことができる。
  • より独創的、包括的に問題を解決できる。
  • 周囲の状況に対して、より効果的に働きかけることができる。
  • 限られた資源を最大限に活用できる。
  • ストレスに、より効果的な対処ができる。
  • リスクを特定し、より効果的に対処できる。
  • ネガティブな出来事にうまく対処できる。
  • 問題行動が減少する。
  • より前向きに、充実感を持って、幸せな気分で生きることができる。

レジリエンスは、いつの時代においても、どのような環境下においても、心身の健康を保ち、充実感や幸福感を味わいながら暮らし、仕事で満足のできる成果を出すために、常に必要とされてきたものです。

ですから、レジリエンスを養う智恵は、教育者や宗教者たちの教えのなかだけではなく、今まで意識してこなかった、歴史や文化や伝統、躾、エチケットやマナー、習慣、ことわざ、教訓、言い伝えとして、暮らしのなかで、脈々と受け継がれています。というよりも、日本人が受け継いできたDNAのなかに染みついているのです。

こうした当たり前にある善きものへの気付きを与え、もう一度、見直し、体系化して、活かしていきたいものです。

私たちは、実際の辛さよりも2~3割厳しめに未来を予測すると言われています。そのとき、悲観的なものの見方は、人を必要以上に不安に陥れます。どんな出来事に遭遇しても、それを幸運ととらえるか、不運ととらえるのかは、人それぞれです。

だからこそ、物事を前向きにとらえて進んでいく日常の考え方、姿勢、生き方を身につけることに価値があります。