5
6月

基礎自治体訪問記 番外編 ~陸上自衛隊を退職してから12年余の長期にわたり、静岡県の防災の実務に携わっていらっしゃる、小平隆弘・危機管理指導監にお話しを伺いました。~〔令和2年5月12日(火)〕

現在は、基礎自治体の訓練を指導する立場。 県は、行政の方向性を検討し、学術会議等によってオーソライズし、条例等を定めることによって、基礎自治体の活動の枠組みを示し、実行のために予算を配分することが仕事ですが、防災の成否は […]

4
6月

危機管理のマネジメント                             ~問題解決へのアプローチ(その3) トップダウンかボトムアップか /基準は時間に間に合わせること~

よく組織を動かすときに、トップダウンで動かすのか、ボトムアップで動かすのか、という人や組織の動かし方にこだわり、神学論争をする人がいます。 結論だけ言えば、答えはありません。意志決定は、「時間に間に合う」ことだけが焦点で […]

31
5月

危機管理のマネジメント                             ~東日本大震災の米国の即応/米軍による仙台空港の復旧について ~

2011年3月11日、東日本大震災時、米軍が実施した「トモダチ作戦」における米国軍人たちの誠意に溢れた、心温まる支援活動は、草の根レベルで日本人の心に焼き付き、危うい雰囲気が漂っていた日米の信頼関係を一段と強く、高い位置 […]

30
5月

危機管理のマネジメント                             ~米軍の大規模震災への関心と即応態勢~ 

1995年秋、まだ冷戦が崩壊する前で、米軍は「災害派遣など州兵の任務で、軍隊の本来任務ではない」と公言していた時代。阪神淡路大震災の直後であるにせよ、なぜ米軍が、陸上自衛隊の大規模震災対処演習の研修に来るのか、疑問に思い […]

29
5月

危機管理のマネジメント                             ~半歩先を見据えた施策の必要性 /今は昔、情勢の変化~ 

1995年1月17日に阪神淡路大震災が起きた年の秋、陸上自衛隊は、その前年度から、大規模震災対処演習を計画していました。 今からすれば、陸上自衛隊の世論に対する慮りも、大規模震災に対する社会全体の認識も、笑い話のようなも […]