世界の児童・青年のうち約20%が精神障害や問題を抱え、世界では毎年約80万人の自殺者があります。約40秒に一人の割合で、死亡者が出ていることになります。

しかも、成人一人の自殺による死亡の裏側には、20人以上の自殺企図がある、と言われています。(Read the facts about mental health 世界保健機関 2014.8)

実は、気が付かないうちに健康を害している人たちが、いかに多いかを示している数字だと思うのです。

よく、健康の有難さは健康を害したときに初めて分かるものだ、と言われますが、「人が自分自身の能力を発揮し、日常生活におけるストレスに対処でき、かつ地域に貢献できるような満たされた状態」(メンタルヘルス/精神的健康)を維持することが、いかに難しいかを示しているデータでもあります。

(出典:Promoting mental health: concepts, emerging evidence, practice, WHO, 2004 http://www.who.int/mental_health/evidence/en/promoting_mhh.pdf

戦争と災害は、精神保健と精神的健康に大きな影響を与え、危機的事態の後、精神に障碍をきたす人の数は、倍増する傾向があります。

台風15号は千葉県に大きな傷跡を残し、それが癒える間もなく、台風19号が来襲し、長野県から関東一円、東北に及び地域に大きなダメージを与え、さらに追い打ちをかけるように台風20号、21号が大雨をもたらしました。

水に関する災害は、救援活動が難しいばかりではなく、生活者に与える影響は甚大で、生活再建に多大な負担を要し、災害が過ぎ去った後々まで、影響は長く尾を引きます。

被災した皆様には、心からお見舞い申し上げます。

さまざまな災害が、毎年、頻発する時代、さまざまな災害は、被災者と、災害に関わりのある多くの方々に悩みやストレスを与えることは間違いありません。

救援活動が一段落して、都市インフラの復旧が終わり、多くの人たちが、災害は過ぎ去ったと安心していても、被災した方々が生活を再建し、精神的な安定を取り戻すには長い時間がかかります。そのストレスは想像するに余りあります。

今後、ますます精神的健康の維持に対するニーズは、増えていきます。本当に問題だと気がついて対策が必要になったときには、より対策が困難な状況に陥ってしまいます。

復旧以降に必要とされる、メンタルヘルスケアのボランティア活動に着手したいと検討しています。

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