3 ポジティブな気持ちにさせる(自己効力感を育てる)方法

  1. 笑顔を作る
  2. 服装、身なりを整える
  3. 自分のことは自分でする ・一つひとつ確実に実行する
  4.  主語と述語を明確にして、語尾をハッキリしゃべる ・積極的な表現をする ・否定的な表現を使わない ・あいまいな返事をしない
  5. テキパキと行動する ・素早く行動する ・できることから片付ける ・迷うよりも、行動を重視する
  6. 相手の話を聞く(人格を認めている証拠として)
  7. 自分の長所や強みを見いだす ・自分の長所や強みを活かすように努力する
  8. お手伝いをさせることで、子供に役に立つという経験を積ませる
  9. 人に感謝されること、喜ばれること、楽しいことをする
  10. 人に感謝した経験を覚えておく ・感謝した経験を書き留めておく ・「親への感謝」「恩師への感謝」「友人への感謝」など、多くの人に支えられていることが心の支えになる
  11. 具体的な誉め言葉をかける ・人を悲しませたり、嫌がらせたり、気持ちを重くしたりすることを言わない。
  12. 可能性を信じる ・チャレンジ精神(動くこと、変えること、変わること)をほめる ・未知の世界、フロンティア(ブルーオーシャン)を目指させる ・過去よりも、未来に価値をおく ・失敗よりも、成長や進歩や教訓に目を向け、果敢に行動する ・愚痴や泣き言を言わない。 ・楽しみや喜びを見つける
  13. 長期的視野、価値観を大切にする ・目標を明確に持つ ・自分なりの理想を持つ ・自分が信じたものを大切にする ・自制心と我慢強さが成功に導く ・目先の利益に惑わされない
  14. スポーツをするなど、身体を動かす ・筋肉を使うことにより、テストステロン、アドレナリンなどの脳内ホルモンが分泌され、脳を刺激し、脳の機能低下を防止する ・武道は、同じことを長く続けることにより、鬱になりにくい精神性を養うことができる
  15. 睡眠不足は自制心を弱くする

4 仕事のできる人から学ぶ

  1. 出会いにいつもワクワクして、新しいことを学ぶ意欲に満ちている ・満足することを「心の習慣」にしている
  2. 時間を上手に使う
  3. 絶対的な自信があるが、傲慢ではない ・失敗しても「うまくいかない方法を特定し、一歩成功に近づいた」と思う ・間違っていたアイデアに固執しない
  4. 他人と同じことをしない
  5. 背伸びしない。
  6. 自分でできることを確実に実行する
  7. エゴを殺して、冷静に最善を導き出す ・集まってきた知識やデータを吸収し、広大なソースとして蓄積する
  8. ケンカにならない方法で意思表示できる ・あくまで意見を提示して、議論を発展させる
  9. 一緒に仕事をしたいという人が多い ・自分の考えに共感してくれると、人は動きたくなるものです ・「あなたはきっと、相手にどんなことを言われたのかはっきり覚えていないでしょう。でも、どう感じたかは覚えているのです」 ・イノベーターになれる人は「共感してくれる人」である
  10. 優れた聞き手であり、空気を読む能力に長けている ・人は皆、自分の話を聞くために時間と労力をとってくれる人に惹かれる

5 レジリエンスを高める10の方法

  1. 親戚や友人らと良い人間関係を維持する
  2. 危機やストレスに満ちた出来事を、乗り越えられない問題として見なさない
  3. 目標達成が不可能になっても、その状況を受け入れる
  4. 現実的で、達成可能な目標を持つ
  5. 不利な状況であっても、決断して実行する
  6. 困難のなかにあっても、自分の価値観を磨き、精神的に高くする、自己発見の機会を探す
  7. 前向きな考え方を持ち続ける
  8. 幅広く、長期的な視点を保って、均衡を失わない
  9. 良い結果を期待し、悲観的になるよりも、希望が実現することを思い浮かべる
  10. 心と体をケアし、定期的に運動し、自分のニーズと気持ちに注意を払う

6 成功体験の継続

レジリエンスを高める最も良い方法は、達成感を感じる成功体験を継続することです。

そのためには、

① 目の前の達成可能な目標と、より長期的な目標を設定すること

小さな目標達成を積み重ねて、より長期的な、大きな目標の達成に結びつけます。目標は、達成可能なものでなくてはなりません。

目の前の目標の成否にこだわらず、常に長期的な最終目標を見据えることによってモチベーションは維持されます。目の前の目標達成の成否は、自分がとったやり方や実行要領の良し悪しで決まるものでしかないと、気づくからです。

② 毎日の小さな変化を成長ととらえること

人間は、本来、飽きやすい生き物なので、同じことの繰り返しは得意ではありません。「同じこと」のなかに小さな変化を見つけ出し、それを「成長」ととらえることが、モチベーションの維持に重要です。

簡単なことでも、最初から完璧にできることは滅多にありません。何回かやってみて、初めて上手くできるようになるものです。上手くいかなかった最初の数回は「成長」のために不可欠なステップです。

③ 仕事を評価してくれる他者を持つこと

仕事を積極的に支持してくれる人の存在は、地道な努力の「継続」を力強く、後押ししてくれます。

https://www.saibouken.or.jp/archives/3124